技術ブログ
SSL証明書と保守費用の説明など
■SSLサーバー証明書とは
「サーバー証明書」とは、「通信の暗号化」「Webサイトの運営者・運営組織の実在証明」の2つの役割をもつ電子証明書です。サーバー証明書は、「認証局」と呼ばれる(第三者機関)組織が発行します。
■なぜSSL通信にサーバ証明書が必要か?
暗号化実現のSSL通信(https://~通信)は、「サーバ証明書」がなくても実現可能です。
「サーバ証明書」は有料なので、以前は不要と判断されることが多かったのですが、
以下の2うの理由で昨今はweb運用の必須要件になっています。
1.ブラウザで「サーバ証明書」なしでSSL通信を行うと、はでな警告画面がでてしまう。
2.Googleが「サーバ証明書」なしのページ評価を下げることを宣言
■SSLサーバー証明書の運用方法
1.申請者が「認証局」に対して「CSR」を発行、企業・団体情報と共に証明書発行申請
2.「認証局」が企業・団体の実在確認後に、「サーバ証明書」の発行
3.「サーバ証明書」と「秘密鍵」をサーバに設置して、webサーバを再起動
※「サーバ証明書」には期限あり。期限内に上の作業を更新作業として再度行います。
■SSLサーバー証明書維持のための費用
□証明書の取得費
年間3万~4万程度
□証明書の設置作業
年間1万~8万程度
★大塚商会さんのアルファメールの場合
月額3800~5800で上述の取得費と設置作業費をケア。年額4万~7万程度となります。
参考
https://www.otsuka-shokai.co.jp/products/hosting/alphamail-premiere/function/original-ssl/
■保守費用に年間SSL証明書管理費用が入っていない業者の場合
保守費用にSSL証明書やドメイン費用が記載されていない場合は通常別途年度更新時に費用が請求されます。
トナミシステムソリューションズ株式会社は証明書の費用を保守費用に含んでいます。